エリヤの洞窟は、ハイファ-バットガリム駅の西1.3kmのところにあります。HaHagana通り沿いに進めば行き着くことができます。
あるいは、ロープウェイ駅を目指してさらに西にある階段を登り道路を渡っても行くことができます。
この建物がロープウェイ乗り場になっています。今から目指すのは「エリヤの洞窟」なので、まだこのロープウェイには乗りません。カルメル山に登るときに使います。エリヤの洞窟は、道路を挟んで、この建物の向こうカルメル山の麓にあります。
HaHagana通りからは、
この交差する立体道路の先、
左手に見える階段を登っていったところにあります。左側の構造物が、洞窟に付属する建物です。
このとおりです。
入り口です。洞窟の中は祈りの場になっています。
「エリヤの洞窟なんて、適当な洞窟を無理やりエリヤにこじつけた場だろう」と軽く考えて足を踏み入れたことを少し後悔してしまったほどです。
入館時間については上の画像のとおりです。
サマータイム期間中は、日曜日から木曜日までは8:00-18:00。
それ以外は、日曜日から木曜日までは8:00-17:00。
金曜日と祝日の前日は、8:00-13:00。
土曜日と休日はお休みです。
特に費用はかかりません。
さて、肝心の「エリヤの『洞窟』」それ自体についてですが、その由来と「ありがたさ」は、「エリヤが身を隠すのに利用した」ところにあるわけですが、それがここだという証拠はありません。ここかも知れませんし、そうでないかも知れません。カルメル山が預言者エリヤと結びついているから、それらしい場がないと色々と都合が悪いので、とりあえずこの洞窟と結びつけたのだろうと思います。
仮にエリヤがアハブから身を隠すのにこの洞窟を利用したとして、そのことがこの洞窟を何か特別なものにするのでしょうか。
そのようなわけでエリヤの洞窟は非常に厳かな場で、真剣な祈りを捧げる場ではありますが、「エリヤ記念洞窟」と考えれば十分ではないかと思います。
ところでこれはエリヤの洞窟の入り口のすぐそばにいた猫です。この猫を見て、アハブから身を隠し洞窟から外の様子を伺うエリヤを想像しました。