2018年7月31日火曜日

徳沢/Tokusawa

上高地から明神まで50分ほどかかりましたが、明神から徳沢までも同じくらい時間がかかります。
時刻は既に18時を回っていて、歩いている人はほとんどいませんでした。まれに下山者とすれ違いましたが、登山者は一人も見かけませんでした。
それほどまずいプランとは思えないのですが。
非常に歩きやすい林道と涼やかな景色が続きます。
徳沢に入って最初にあるのが徳沢ロッジです。
しかしテント泊の受付はこちらではなく、少し奥にある徳沢園です。
風呂に入りたい場合はこの徳沢ロッジが利用可能です。宿泊客でなくても(カネを払えば)使えます(20時まで)。
徳沢園はこちらです。この手前がキャンプ場で、わずか700円で水場も自由に使えます。docomo回線のLTEも入ります。
手続きを済ませ、テントを5分で張り、インスタントラーメンとカルパスを食べたら既に時間は19時半。辺りは暗くなっていました。
やることといえば明日に備えて寝るだけだったのですが、中学生の集団が22時頃まで大声でゲームをプレイしていたのには閉口しました。引率者はいるにはいましたが、疲れて先に眠ってしまっていたのでしょう。

上高地、明神/from Kamikochi to Myojin

今日の予定は徳沢苑でテント泊です。上高地から明神池まで徒歩で1時間、明神池から徳沢苑まで1時間の合計2時間で行き着くことができます。迷わなければですが。
河童橋です。ここを渡っても渡らなくても明神まで行くことができます。渡ると少し距離が長くなりますがそれほど深刻ではありません。
河童橋を渡って行くと、大正池とはまた異なる透き通った水辺を眺めることができます。
こういう景色を眺めていたいものです。
避暑が目的なら、槍ヶ岳に登って山小屋やテントで宿泊するのではなく上高地を散策するに留め、ホテルに泊まるのが正解なのだろうと思います。
このあたりまでは尾瀬のように板が敷かれ歩きやすくなっています。
明神橋と梓川です。徒歩で50分ほどかかりました。
透明できれいな川の水ですね。これらは主に雪解け水に由来するものです。

松本駅、新島々駅、上高地/from Matsumoto to Kamikochi via Shin-Shimashima

上高地にはマイカーでは行けない都合上どこかからバスに乗る必要があります。新宿のバスタから来るのが手っ取り早いと思いますが、電車でアプローチするとなるとJR松本駅から松本電鉄を利用することになります。
松本電鉄の鉄道とバスの切符はJR松本駅改札外の券売機左側にあります。
しかし、乗り場はJRと共通の構内にあります。JRで松本駅に来た人は一旦改札を出て切符を買い、再び入り直さなければなりません。
なお、切符の価格はバスと鉄道合わせて2450円でした。
http://www.kamikochi.or.jp/access/bus-timetable_2/
よく揺れる列車に乗ること約30分、新島々駅に着きました。
ここでバスに乗り換え上高地まで約60分です。
稲核(いねこき)ダムです。街で生活しているとあまりの大きさに驚かされますが、これでも定格510kwです。意外と大したことありませんね。太陽光発電の方がマシです。
上高地バスターミナルに着きました。
まだ明るいですが既に17時前です。これから徳沢を目指します。

2018年7月30日月曜日

槍ヶ岳を中心として/Around Mount Yari

あまりに暑い日が続くので山に涼みに行くことにしました。ところは槍ヶ岳です。槍ヶ岳が如何に避暑に適しているかは少し考えれば分かることです。槍ヶ岳は避暑地として有名な上高地よりも上にあるのですから、論理的に考えて涼しいはずです。

目的は登山というよりは避暑なので、なるべく長い間山の上に留まっているつもりです。しかし山ですから、リスクを伴うため入念な計画と準備が必要です。

■ルート選定

まずはルートから。
なるべく冷蔵庫の中のようなところをゆるりと歩きたいものです。

1日目、上高地入り、一泊。
2日目、上高地ルートを伝って槍ヶ岳へ到達しそこで一泊。
3日日、中岳、南岳、大キレット、北穂高岳、奥穂高岳の手前の穂高岳山荘で一泊。
4日目、奥穂高岳、ジャンダルム、天狗のコルを乗り越えて西穂高岳、西穂山荘で一泊。
5日目、ロープウェイを使って下山。

ルート選定は以下のサイトを参考にしました。

https://www.yamakei-online.com/yk_map

■エスケープルート

もちろん予定通りに行けるとは限りません。天候不順、健康問題、急の呼び出し等、スケジュールを全うできないことは起こり得ます。 そこでエスケープルートの設定が行程計画以上に重要となります。

・槍ヶ岳に到達する前に中断事由が発生した場合

元来たルートを引き返す。
http://www.yarigatake.co.jp/route/route02.html

・槍ヶ岳付近で中断事由が発生した場合

双六小屋、鏡平、わさび平のルート(新穂高ルートの左俣谷)で新穂高温泉駅へ(8時間10分)。
http://www.yarigatake.co.jp/route/route04.html

・槍ヶ岳から大キレットまでの間で中断事由が発生した場合

南岳小屋から南岳新道を下って槍平小屋、穂高小屋のルートで新穂高温泉駅へ(6時間40分)。
http://www.yarigatake.co.jp/route/route04.html

・ジャンダルムや西穂高岳縦走が無理と思われる場合

奥穂高岳から吊尾根を伝って前穂高岳へ、重太郎新道を伝って岳沢小屋経由で上高地へ(6時間30分)。
http://www.yarigatake.co.jp/route/route03.html

というエスケープルートを設定しておきました。
常に逃げ道を用意しておくことが、安心と安全に不可欠なのです。

■食料

計画では4泊5日です。水を4、5日分運ぶことは不可能なので途中補給に頼るとし、食料は以下のとおりです。単純計算では足りませんが、体に溜まった脂肪があるので足りるはずです。もし足りなくなったら小屋で食べれば良いのです。

カルパス(4800kcal)
ピーナッツ入りチョコレート(4500kcal)
インスタントラーメン(2100kcal)

■参考資料

人が北アルプスに興味を持つきっかけはさまざまでしょうが、わたしは特に以下の著作から槍ヶ岳を含む北アルプスに関心を持つようになりました。

石塚真一著「岳」
福沢桃介著「槍ヶ岳を中心として」

■記事一覧

松本駅、新島々駅、上高地/from Matsumoto to Kamikochi via Shin-Shimashima
上高地、明神/from Kamikochi to Myojin
徳沢/Tokusawa
徳沢、槍沢ロッジ、ババ平/from Tokusawa to Baba-Daira via Yarisawa lodge
三ノ沢の周辺/Around Sannosawa
天狗原分岐から播隆窟まで/from Tenguhara junction to Banryu kutsu
殺生ヒュッテから槍ヶ岳山荘まで/from Sessho Hütte to Yarigatake Sanso Hut
槍ヶ岳/Mount Yari
御来光/Sunrise
大喰岳、中岳、南岳/from Mount Ohbami to Mount Minami via Mount Naka
南岳新道/New Mt. Mnami Path
槍平小屋から新穂高温泉/Yarihira Hut to Shinhodaka onsen