2016年9月10日土曜日

沢田マンション/Sawada Mansion in Kochi

沢田マンションへ行く前に寺田寅彦記念会館に寄りました。
寺田寅彦は本来ならば「戦前の理研の研究者」と紹介すべきところですが、わたしにとっては「入試の過去問で何度も読んだ科学エッセイの作者」といったところです。
その現代文の問題はわたしには易しく、足を引っ張られずに済み助かったような記憶が残っています。
高知駅からひと駅西にある入明駅(いりあけえき)のプラットフォームです。
単線非電化のため線路しかありません。
高知駅で下車しました。
そこから北東に2kmほど歩くと沢田マンションがあります。
沢田マンションは5階建てですが、オーナーの手作りのマンションなのだそうです。そんなマンション日本中探してもここしかないでしょう。
当然のことですが実際に人が住んでいます。ですので、生活の邪魔にならないように遠巻きに眺めて通り過ぎるのみでした。

高知城/Kochi Castle

高知城の追手門です。
よく見ると天守閣/本丸も写り込んでいます。
高知市には城まであります。
「高知はコンパクトにまとまっている街」というのがわたしの印象です。
センダンの木です。
結婚持参金10両で山内一豊に馬を買ってやった妻「千代」と、その名馬の像です。
内助の功の手本のように見なされがちですが、夫婦はすべからく互いに助け合うべきだと思います。



こうしてみると天守閣は高くないように見えますが、実際に上ってみると山登りのように大変でした。


城内には、多数のパネルやジオラマ等が展示されており、とてもためになりました。

天守閣から北を望みました。 右手の建物は県警本部です。
東です。高層ビルが林立しています。
こうしてみると、高知は結構な都会です。
南側です。役所ばかりです。
西洋ならば街は教会を中心に発達しますが、日本では城が街の中心だったことがよく分かります。
西側です。裁判所・検察庁等の役所が見えます。
高知経済の広がりは見えるところまでです。



帯屋町/Obiya machi

地元の人間ではありませんが、帯屋町が高知市街の中心的商店街であるのは間違いないことのように思います。
なぜそう思うのかというと、この通りには全国で展開されているチェーンが多く軒を連ねているからです。
また、しばしばこの絵面を見たことがあるからです。
この時計塔のある高校は、「高知追手前高校」という県立高校ですが、ちょっとしたことで有名です。スタジオジブリでアニメ化された「海がきこえる」という作品の中に描かれているのです。
自分が通っていた学校がアニメに出ているというのはそこの生徒にとってどんな影響を及ぼすのだろうかと考えたりしますが、よく考えてみると自分自身にも心当たりがあり、「特に何とも思わない」というのが一般的だろうと思います。

2016年9月9日金曜日

高知県立牧野植物園/Makino Botanical Garden

五台山には大きな植物園があり、非常に多くの植物を見ることができます。
それが、牧野富太郎ゆえなのか、敷地面積のゆえなのかというと、後者ゆえでないかと思います。
このブログではすべてを紹介し切ることはできませんので実際に行かれてみてください。
温室の広さは他の植物園と大差ありませんでした。
温室のラインナップもだいたい同じように感じます。
ヒスイカズラもありました。
 敷地は広く、お遍路さんが通り抜ける道もあります。
牧野富太郎の像です。他人に迷惑かけても偉人扱いです。
わたしはカネにルーズな人は嫌いです。

スペースも予算もあったのでしょう。
寒蘭です。冬に暖房を入れないと枯れてしまう蘭と比べると、土佐寒蘭は日本的な「蘭」だと思います。
一方でコチョウラン等高価な蘭を冬に枯らせる人の神経が分かりません。
スエコザサの命名の由来は有名ですが、わたしには他の笹と区別がつきません。
屋内展示もあります。
こちらもまた非常に教育的なものになっており必見です。
貧しかったわりに楽しそうにしていますが、それらは多くの人にかけた迷惑の上に成り立っています。
牧野は自分が世界の中心にいるように考えていたのだと思います。
子供が13人とか、当時でもありえません。
妻が死んだら家政婦とできてしまうとか、欲望に支配された生き方です。
東大の研究室では疎まれたというのは有名な歴史的事実ですが、さもありなんです。
「研究成果を妬まれていた」というのはでっち上げに等しい偏った見方です。大切な資料を借りっぱなしにしていたため嫌われたというのが実際のところだと思います。
龍馬にしても牧野にしても、わたしは他人の迷惑や損失の上にあぐらをかいている人が嫌いなのです。これはわたしの意見と評価です。読者の皆さんがどう考えるかはまったくの自由です。


五台山/Mount Godai

自転車で五台山に登りました。
頂上付近には、庭園のほかに展望台もあります。
やや薄暗く見えるのは、ガラス越しに撮影したからです。
ここでアイスクリンを食しました。「アイスクリン」とは高知におけるシャーベットのことです。高知に来たら是非一度は食してみて下さい。
見えているのは土佐湾ではなく「浦戸湾」です。土佐湾はもっと太平洋の方を指します。浦戸湾はその土佐湾の支湾を構成しています。
南海トラフ沖地震が発生すると市街にまで津波が押し寄せるようです。高知に引っ越すとなれば市街に住むことになりますが、この問題があるためなかなか移住に踏み込めません。
http://www.asahi.com/special/nankai_trough/
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/010201/files/2012121000171/2012121000171_www_pref_kochi_lg_jp_uploaded_attachment_84001.pdf
葛島山も良いですが、五台山なら津波の心配はありません。
しかしもちろんのこと、五台山に住むことはできません。
五台山から国分川を北に眺めました。葛島山も見えます。
土佐清水市ではないので、30mの津波は来ないと期待できます。葛島山に逃げれば難を逃れることはできるでしょう。五台山ならまったく問題ないでしょうが、クルマで避難する人も多そうです。
もっとも、津波の難を逃れたとしても、その後が問題です。
インフラは壊滅しますから、上下水道は十分機能しなくなるでしょうし、食料の供給もままならないことでしょう。被災地は広大ですから、高知市街に手が回るのも遅れると思います。
震災後に生き延びるのも大変です。