2017年6月4日日曜日

ヘブロン/Hebron

昨日はベツレヘムに行きましたが、今日はヘブロンへ行きます。

普通の日本人観光客はヘブロンへは行かないと思います。わたしがヘブロンへ行くことにしたのは、アブラハムやサラ、その他一族を埋葬したというマクペラの洞窟/Cave of the Patriarchsがあるからです。

ヘブロンはパレスチナ自治区にあり、パレスチナ人も住んでいますが、イスラエルとの共同管理地域です。そのため、イスラエルのバスで行って帰ってくることができます。
ヘブロンへはエルサレム・セントラル・バス・ステーションからMe'arat Hamahpelaまで381ないし382のバスで行くことができます。乗車時間は100分ほど、乗車賃は8.1シェケルです。
ヘブロンには来ましたが、マクペラの洞窟以外にはビジターセンターを覗くことくらいしかすることがありません。
お店はあったようですが、営業しているようではありませんでした。
イスラエル管理の街を歩いてみても人の気配はありません。イスラエル兵を除いては。
エルサレム旧市街並に、見える範囲にイスラエル兵が配置されていました。少し移動するたびにどこへ行くのか聞かれますし、パスポートとブルーチケットを見せるように言われました。
監視されているようで、下手に動き回るのも危なく、一通り歩いて回った程度です。 
パレスチナ管理エリアに入れば、またヘブロンの現実を見ることができたのかもしれませんが、わたしはイスラエル・パレスチナ問題にはそれほど強い関心はないので行きませんでした。
そのためお見せできるヘブロンは、人の気配のないヘブロンです。
他の人のブログなら、ブログ主が見せたいヘブロンを見ることができるかもしれません。
聖書との関連でいうと、ヘブロンはダビデが王になったところです。7年半ここで王として統治しました。