2017年6月7日水曜日

ベエル・シェバ/Be'er Sheva

ベエル・シェバへは、エルサレム・セントラル・バス・ステーションから470番のBe'er Sheva-Centeral Bus Station行きに乗り行くことができます。乗車賃は27シェケル、乗車時間は約1時間40分です。
ベエル・シェバは、創世記に出てくる地名です。「べエル」は「井戸」という意味です。アブラハムが掘った井戸もあります。イスラエルの領土の範囲を表すのにしばしば「ダンからベエル・シェバまで」と言い習わされてきたことからも分かるように、ベエル・シェバは古代のイスラエルの南端に位置していました。なお現在のイスラエルの南端は、エジプトとヨルダンの国境が近いエイラットです。

Be'er Sheva-Centeral Bus Station

ベエル・シェバ・セントラル・バス・ステーション周辺です。
鉄道駅もこのすぐそばにあります。
「ベエル・シェバには誰も来やしない!」と、ベエル・シェバから来たイスラエル人が言っていました。アブラハムの井戸と、国立公園くらいしかめぼしいところがありませんから、観光客がなかなか集まらないのも仕方ありません。
しかし、そのおかげか、良いところもあります。街が綺麗で臭くないところです。ナザレもエルサレムもしばしばゴミが散らかっていたり、悪臭漂うところがあり辟易しましたが、ベエル・シェバではそういう不快な思いはしませんでした。
観光客が少なく、その結果道路を塞ぐタクシーもなくその騒音もなく、街全体がゴミゴミしておらず、スッキリしているのがベエル・シェバのよいところです。




こうした風景だけではイスラエルだとは分からないかもしれません。

アブラハムの井戸国際ビジターセンター/Abraham's Well International Visitor Centerから撮影しました。
ベエル・シェバ川です。
ワジなので乾季の今は水がありません。橋の下の影には牛がいました。
マーケットです。
こういう風景は日本にもあったように思います。
左の建物がRailway Towerです。右に列車が停まっているのが分かると思います。
明日空港入りする予定なので、これに乗ってテル・アビブまで移動します。100分ほどで着きます。
http://www1.rail.co.il/EN/Pages/Homepage.aspx