ベエル・シェバは、創世記に出てくる地名です。「べエル」は「井戸」という意味です。アブラハムが掘った井戸もあります。イスラエルの領土の範囲を表すのにしばしば「ダンからベエル・シェバまで」と言い習わされてきたことからも分かるように、ベエル・シェバは古代のイスラエルの南端に位置していました。なお現在のイスラエルの南端は、エジプトとヨルダンの国境が近いエイラットです。
Be'er Sheva-Centeral Bus Station
ベエル・シェバ・セントラル・バス・ステーション周辺です。
鉄道駅もこのすぐそばにあります。
「ベエル・シェバには誰も来やしない!」と、ベエル・シェバから来たイスラエル人が言っていました。アブラハムの井戸と、国立公園くらいしかめぼしいところがありませんから、観光客がなかなか集まらないのも仕方ありません。
しかし、そのおかげか、良いところもあります。街が綺麗で臭くないところです。ナザレもエルサレムもしばしばゴミが散らかっていたり、悪臭漂うところがあり辟易しましたが、ベエル・シェバではそういう不快な思いはしませんでした。
観光客が少なく、その結果道路を塞ぐタクシーもなくその騒音もなく、街全体がゴミゴミしておらず、スッキリしているのがベエル・シェバのよいところです。
アブラハムの井戸国際ビジターセンター/Abraham's Well International Visitor Centerから撮影しました。
ベエル・シェバ川です。
ワジなので乾季の今は水がありません。橋の下の影には牛がいました。
マーケットです。こういう風景は日本にもあったように思います。
左の建物がRailway Towerです。右に列車が停まっているのが分かると思います。
明日空港入りする予定なので、これに乗ってテル・アビブまで移動します。100分ほどで着きます。
http://www1.rail.co.il/EN/Pages/Homepage.aspx