2018年2月8日木曜日

大仏/The Great Buddhist statues of Oohuna and Kamakura

東海道線に乗ると大船で一瞬見えるこの観音像。一体何なのか気になりますよね?
長年の疑問を今日解決するのです。
この巨大な偶像は「大船観音像」といい、曹洞宗が中心になって昭和35年に完成させたものだそうです。
この程度のことはネットで調べれば済むようなことですが、実際に訪れることで「謎を解く」ことができます。
背中から入ることができる構造になっています。
ハリボテということです。
中には建設当時の様子を写した写真や、たくさんの像が収められていました。
これは観音像とは別のところにある慰霊碑です。
一体何なのでしょうか。
ヒロシマ・ナガサキの被曝石です。非常に興味深いことに、長崎の被曝石は浦上天主堂から寄贈されたものです。天主堂とはキリスト教の教会のことです。
これは大船観音のゆるキャラ「のんちゃん」です。
こういうのを作ってしまうのかと思いました。
こちらは、本物の鎌倉の大仏です。
大船は鎌倉なので、上の大船観音像も「鎌倉の大仏」の一種といえます。建前はともかく、おそらくはこちらの大仏に対する対抗意識もあったのだろうと思います。
さて、こちらの大仏もハリボテというわけですが、作られた時代が違います。鎌倉時代ですから。
この鎌倉の大仏にも、祖父と来ているはずですが、記憶にありません。
当然内部に入ったと思われますが、それも覚えていません。
それをカウントすると、これで2度目の鎌倉の大仏訪問です。3度目はあるのでしょうか。