登山者はわたし以外いませんでした。尾瀬にまで来て山に登りたい人は多くないのかも知れません。誰ともすれ違いませんでした。
ある程度歩いてようやく長英新道1合目です。
15分ほど歩くと次の合目にたどり着く、といったペースです。
長英新道はおおむね整備されているといえますが、
ところによっては険しいところもあります。
4合目を少し登ったところでauの電波が、不安定ではありましたが、入りました。
空間放射線量は0.12μSv/hでした。
6合目あたりの空間放射線量は0.05μSv/h(検出未満)でした。
8合目手前です。重機が入ったわけでもないのに草さえ生えていません。
とても涼しく見晴らしの良いところです。尾瀬沼を見渡すことができます。
あと少しで頂上です。遠いように見えますが30分で到達できるはずです。
頂上付近はなにやら楽しげです。
尾瀬沼から柴安嵓まで3時間弱でした。
空間放射線量は0.10μSv/hでした。
やはり尾瀬は福島第一原子力発電所事故による放射性物質汚染は免れているようです。
食事をとったりして30分ほど頂上にとどまりました。
奥に見えるのが俎嵓です。
ここの標高は2,356mです。チキンラーメン等の袋はパンパンに膨れていました。
もし今地上にいて、手元にチキンラーメンの袋があるなら、見比べるとよく分かることでしょう。
眺望は素晴らしいものです。
ぼーっとしていたいものです。
しかし、天気の都合上夕方までには見晴のキャンプ場にたどり着かなければなりませんから、ゆっくりしてはいられません。
俎嵓は柴安嵓からすぐそこにあるように見えますが、25分かかりました。
俎嵓です。
この野鳥は人を見ても逃げませんでした。
空間放射線量は0.14μSv/hでした。
やや高めですが、これまでの数値を併せて考えると、汚染によるものとは考えにくいです。
尾瀬ヶ原です。明日楽しむ予定です。