尾瀬は、元々は関東水電(後に東電に合流)がダムにするつもりで取得した水源でしたが、反対運動のおかげでダム底に沈むことを免れました。今は逆にその東電が部分的に維持管理してくれています。
尾瀬ヶ原の北東方面は、東電が木道等を整備しています。
東電エリアに入ってしばらくすると、熊除けの鈴があります。ツキノワグマが出ることはありますが、この鈴を鳴らしたところで熊が出なくなるわけではありません。
尾瀬に限らず、山における熊鈴は熊除けの役には立ちません。
もっとも、熊との遭遇を不安に思う人にとって「お守り」のような安心感を与えることはあるのかも知れません。
ヨッピ橋です。ヨッピ川に架っているから「ヨッピ橋」です。
尾瀬ヶ原の水はヨッピ川に流れ込みます。
東電小屋が見えてきました。
錆びた熊鈴のようにも見えますが、おそらくは鈴ではない何か別のもののように見えます。
東電小屋です。
東電小屋付近の空間放射線量は、なぜか0.12μSv/hもありました。尾瀬の中では最も高い部類です。
しかし、異常値だというわけではありません。
東電橋です。
東電橋から見た只見川です。ヨッピ川の水はここに流れ込んでいます。