2018年8月1日水曜日

天狗原分岐から播隆窟まで/from Tenguhara junction to Banryu kutsu

タイトルの"Tenguhara junction"ですが、本当にジャンクションなのだろうか大いに疑問です。しかし、そういう訳語が公式に当てられてしまっているので目をつぶってjunctionとしました。
さて、三ノ沢からさらに30分で天狗原分岐に着きました。11時過ぎです。
まだ、槍ヶ岳は見えません。
ここ以降docomoのLTEが使えました。
既に森林限界を超えていて、生えているのは草か低木です。
今日は快晴。おかげで酷い日焼けを負うことに。
天狗原分岐から1時間歩き、ついに槍ヶ岳までのカウントダウンが始まりました。
なお、この数字は標高ではありません。上高地で既に1500mですから。
槍ヶ岳まであと1550mという意味でしょう。
しかし、道のりが1550mという意味ではなさそうです。おそらくは直線距離だと思われます。
あと1400m。平地なら20分の距離ですが、あと2時間はかかります。
まだ槍ヶ岳は見えません。
分岐です。
播隆窟です。これは、記録に残る最初の槍ヶ岳登山を成し遂げた播隆を記念した窪地です。
槍ヶ岳登山者のほとんどは播隆など気にもせず、知りもせずに登っているものと思っていましたが、意外に知っている人がいて驚かされました。
槍ヶ岳登山を行うなら、播隆と嘉門次くらいは押さえておきたいところです。
あと1200m。