2018年1月31日水曜日

帰り道/Return path

動物の足跡を見つけました。雪山ならではです。
種類までは分かりませんが、動物の気配を感じることができるだけで十分幸せなことです。
通常ならば、ここから大岳山に行って富士山を見て戻ってくるか別のルートへ移るのですが、わたしの場合は写真を撮ったり空間放射線量を測定しながら歩くので、順調に進んでも下山が夕方ギリギリになるため行きませんでした。
山ですから街灯はありません。ライトは持ってきていますが、夜道ではロストの可能性が高いです。こんな雪の中でのビバークはご免です。
ちなみに、空間放射線量に異常は見られませんでした。雪が覆っていたからというわけではありません。
「放射性物質による汚染は問題のないレベル」と言って差し支えないと思います。
この氷は、導管から流れた水が凍って出来たわけですが、面白いことに、水が氷の内側を流れています。
流水量が一定でなければこうはならないはずです。
これもまた、このようなところに来なければ見られないものです。

雪が減っていますが安全になるどころかむしろずっと危険になっています。溶けた雪が凍って非常にすべりやすくなっているのです。
滑落したとしてもおかしくない状態になっていました。

かなり急な下り坂ですね。
関東は、このようなアクセス容易な登山環境が整備されており恵まれていると思います。