2016年7月2日土曜日

犬吠埼/Cape Inubou

銚子ポートタワーから犬吠埼灯台までは4、5kmほどあります。主に海岸線を走っていれば灯台に行き着きます。灯台自体見つけやすいものですから、行き着かないといったことはないでしょう。
県道254号線です。よくある日本の地方の風景です。
この道を南に進みます。
このコンビニエンス・ストアは、その道中で見かけたものですが、 入り口が二重扉になっているのが特徴です。
この地域で風力発電が行われていることからも分かるとおり、強い一定方向の風が入り込みやすいため、風防のためにこのような特殊な作りになっています。
「海鹿島海水浴場」です。
しかしどうも海水浴場とは思えない荒れっぷりです。
それにひきかえ、犬吠埼灯台周辺は「君ヶ浜しおさい公園」として整備されています。
犬吠埼灯台にやってきました。
犬吠埼灯台は非常に教育的な施設で、見どころも多く、十分楽しむことができます。
しばしば「なぜポストは赤いのか?」との問いが発せられることがありますが、例外的に赤くないポストです。
白く塗られているのは、おそらくは犬吠埼灯台を模したためでしょう(誰かに確認したわけではありません。わたしがそう考えただけです)。
灯台ですからとりあえず登ってみました。
展望北側から見た君ヶ浜しおさい公園です。
南側です。
コンビニのところでも書きましたが、風が非常に強いです。スマホさえ飛ばされそうでした。
東側といいますか、灯台の足元です。
西側です。意外と多くの観光客が訪れていることがわかります。
高いところはそれだけで観光地になるので、人を集めるには好都合です。
資料展示館は非常に教育的です。
これは、かつてこの灯台で使われていたレンズです。一等レンズと呼ばれるもので直径3.03m,重さ2.65tと非常に大きなものです。これが80年にわたり、銚子沖の船舶の航行を支えてきたことを思うと時代を感じずにはいられません。
資料展示館は、灯台一般や、特殊犬吠埼灯台について学ぶことができます。
霧笛舎です。
かつて灯台の光が届かないときに鳴らしていたそうです。
今は、GPS等電波をつかった通信が発達していますから、これらは運用されていません。
現場は実務的ですから、昔のやり方に固執してはやっていけません。