ルートは下の地図のようにいくつかありますが、わたしは、JR東逗子駅から入り、京急追浜駅へ抜けることにしました。
非常にコンパクトにまとまった公園で、わずか1、2時間で変化に富んだハイキングを楽しむことができます。
なお、この地図は南が上に、北が下になっています(設置されている場所においては適切な方向の地図です)。
JR東逗子駅を出て線路を渡り、北へ伸びる上のような道路を進み、二俣(見ようによっては三俣)のところまで進みます。写真の右側をよく見ると、階段があるのが分かるでしょうか。
この階段です。
ここから鷹取山へ入ることができます。
あとは道なりに進みハイキングを楽しむだけです。
坂は急でなく負荷は少なく、適度な運動を楽しむことができます。
このような素敵な散歩道は、私有することも、個人で管理することもできません。
しかし、公による開放と管理は期待できます。
このような公共施設は私有できませんが、そうするのではなくそばに住むことが、最適解に近いように思います。
一応鎖場もありますが、鎖がなくても特に問題ないようなところです。
頂上付近です。
この辺りから、鷹取山は別の様相を呈します。
頂上から東の展望です。標高は139mです。
かつての石切り場、そして、ロッククライミングスポットです。
坂本眞一の漫画「孤高の人」(集英社、2008年、第1巻p70)からの引用
「俗」な言い方をするなら「聖地巡礼」ということになるのでしょうか。わたしにはそのような意識はありませんが、上のようなところが本当にあれば見てみたいと思い、ここまで来た次第です。
漫画の中の絵はフィクションだと思っていたので、現地で上のような岩塊壁を見た時は驚きました。
もっとも、作中のものとまったく同じようなものはなかったように思います。
ビレイがあれば直登を楽しめると思います。
わたしは、こういうワンミスアウトなタイプのクライミングはやりません。
それでもこういうのを見ると、クライミングをしてみたくなるのも人情です。
ここでのクライミングは一般的には禁止されていますが、事前に届け出る(登録)ことで許可されるようです。
行政の対応としてはバランスがとれていると思います。
こういう壁を前にすると、何かを彫ってみたくなるのもまた人情です。しかし、仏像にする必然性はないように思います。特にここは公共の場なのですから。
鷹取山公園に売店はありませんが、追浜駅方面出入り口すぐのところに西友があります。
難読駅として有名な追浜(おっぱま)駅付近です。鷹取山公園に売店はありませんが、追浜駅方面出入り口すぐのところに西友があります。
ここからは、横浜へ行くのも鎌倉へ行くのも良いでしょう。